情報科学分野にやってきた電力システム屋さんの話
4月から情報科学分野で働くことになった元・電力システム工学分野の人間です。
これまでは電力システムを対象として最適化モデルを作ったり予測モデルを作っていましたので、情報科学について全くの門外漢というわけではありません。
とはいえ、電力システム分野との「文化」「お作法」の違いに日々とまどいを覚えつつなんとか適応しようと試みているところです。
例えば、今まではWindows環境でMATLABを使ってコーディングしていた(電力システム分野では割と一般的な開発環境)ものの、
新しい職場ではLinux環境でPython(ちょっと前までRだったような…?)を使ってコーディングするのが基本。
さらに、論文の執筆はWordを使っていたのですが、こちらではTeXが一般的。
(アカデミアではおそらくTeX派が多いと思うのですが、ラボではWordテンプレート推奨でした。)
こういった「文化」「お作法」の違いというものは、技術そのものには関係ないのですが、使えるようになっておかないと業務上支障が生じてしまいます。
このブログは、そういった適応の過程で生じたもろもろのハウツーに関する備忘録として活用しようと考えています。この検索文化の中で、そういった備忘録が同じような悩みを抱えている誰かの役に立つことができれば最高です。