VSCodeで(WinSCP越しに)SSHでサーバ上のファイルを編集する
サーバ上のコードをいちいちローカルに持ってきて編集してまたアップロードして…という作業が面倒なことって多いですよね。
最近何かと便利になってきているVSCodeを使ってサーバ上のファイルを編集してしまおう、というのがこの記事の趣旨です。
すでに試みている人もいまして、例えば以下の記事で拡張機能でSSH接続して編集する術が紹介されています。
この記事では、すでにほかの方法(WinSCP)で環境構築していて秘密鍵の設定等が面倒な人向けの簡易な方法を紹介しようと思います。
やることはたったひとつです。
「WinSCPで使うデフォルトのテキストエディタをVSCodeに変更する!」
以降、テキストエディタの変更手順を説明します。
1:環境設定の変更
「オプション>環境設定」から「エディタ」を選択します。
するとエディタの設定一覧を確認することができます。
デフォルトでは内臓エディタとノートパッドがあるかと思います。
「追加」ボタンをクリックします。
「外部エディタ」のラジオボタンを選択し、以下のアドレスを入力してください。
2:デフォルトで使えるように変更
このままの設定では、編集したいファイルを開いてもWinSCPの内臓エディタが立ち上がってしまいます。
他のエディタの優先度を下げるため、「内臓エディタ」「ノートパッド」それぞれの設定を変更し、少し小細工をします。
「内臓エディタ」(もしくは「ノートパッド」)を選択し、「編集」ボタンをクリックします。
「エディタの起動条件」としてデフォルトでは "." が設定されていますので、適当に ".txt" にでも変更します。
「OK」すると、基本的にVSCodeが優先的に立ち上がるようになります。
サーバ上の適当なファイルをクリックして確認してみてください。
3:まとめ
以上のように、非常に簡便な方法でサーバ上のファイルをVSCodeで編集できるようになりました。
各々の状況によって使いやすい方法が異なると思いますので、ほかの方が紹介している方法もぜひ試してみてください!